食と農の情報誌 IGUNE

 

 

 <材料 4人分>

 大根(粗めにすりおろす) ……… 150g
 ねぎ …………………… 1/2本
 

 (A)

 ・ 白玉粉 …………………… 150g
 ・ 片栗粉 …………………… 50g
 ・ 塩 …………………… 小さじ1/2
 ・ 鶏がらスープの素 ……………… 小さじ1/2
 ・ 干しえび(水大さじ3で戻す) ……… 5g
 ・ 干しえびの戻し汁 ……………… 大さじ1
 ・ 乾燥桜えび …………………… 10g

 

(タレ)
 ・ しょうゆ …………………… 大さじ2
 ・ 酢 …………………… 小さじ1
 ・ 豆板醤 …………………… 少々

 ごま油 …………………… 大さじ2
 

<大根> 消化酵素ジアスターゼが胃腸の調子を整える

大崎市鳴子温泉・鬼首高原の冷涼な気候条件を生かして栽培される大根は、8月下旬~11月上旬まで仙台市場に出荷。果実のようなみずみずしさが特徴です。根の部分は消化酵素ジアスターゼを含みますが、熱に弱いため効果的に摂取するならすりおろして食べましょう。

 

◎栄養価/根の部分はビタミンC、食物繊維など。葉の部分はビタミンC、カロテン、鉄分などを含む。

 

◎選び方/葉先がみずみずしいもの。根はずっしりと重く、毛穴が少ないものを選ぶ。根の部分は先端の方が辛い。

 

大根は皮をむき、鬼おろし又はスライサーの太い目で粗くおろす。ねぎはみじん切りにする。


大根は水分があまり出ないように、太い目のおろし器を使ってください。

ボウルに白玉粉と片栗粉を入れて混ぜ、大根おろしを汁ごと加え残りのねぎと(A)の材料も加える。粉っぽさがなくなるまでこね、最後に桜えびをつぶさないように加えて混ぜる。16等分にし、平らな楕円形に整える。


大根おろしの水分は加減し、耳たぶくらいの固さになるように調節してください。

フライパンにごま油を中火で熱して②を並べ、こんがりと色づいたら返し、4~5分かけて両面じっくり焼く。皿に盛り、タレの材料を混ぜて添える。


じっくりと焼くと、香ばしくもっちり仕上がります。