つるむらさきは独特の粘りと苦味がありますが、油で炒めると風味も良くなります。スープにしてあるので、栄養分も逃さずにいただけます。
※『カロリー』と『調理時間』はおおよその目安です。
つるむらさき
南東北3県で全国の6割が生産されており、宮城県は福島県に次ぐ全国2位の生産地です。βカロテンやカリウム、カルシウム、ビタミンCなどを豊富に含み、カルシウムはほうれんそうの約3倍を含みます。特有のネバネバ成分は水溶性食物繊維で胃粘膜の保護や整腸作用があり、夏バテ対策に食べたい食材です。
◎栄養素/βカロテンをはじめカリウム、カルシウム、鉄、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、食物繊維などを含む。
◎選び方/葉は濃い緑色でツヤがあり、肉厚なもの。切り口がみずみずしいものを選ぶ。
豚肉は1cm幅のせん切りにし、片栗粉をまぶしておく。つるむらさきは洗って3cm長さに切る。えのき茸は石づきを取って2等分し、ほぐしておく。トマトはへたを取り、沸騰した湯に10秒ほど入れてから冷水にとって皮をむき、一口大に切る。卵は溶いておく。
厚手の鍋か深さのあるフライパンにごま油を引いて中火で熱し、生姜と豚肉を炒める。つるむらさきを加えてさっと炒め、(A)とえのき茸を入れて3~4分加熱する。最後にトマトを加えて一煮立ちさせる
仕上げに水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら溶き卵をまわし入れる。卵がふんわりとしたら火を止めて器に盛り、お好みで、こしょうやラー油をたらす。